共感インタビュワー金まさの心を動かす言葉探し

このブログでは、様々なジャンルのプロの方々に私、金まさがちょっと変わった視点からインタビューしていきます。

泡盛の魅力を大切な方に伝えたいあなたへ!泡盛本来の「ロイヤルスピリッツ」の価値をわかりやすく伝える事のできる泡盛がココにあります!

 
2018年に廃業してしまった千代泉酒造所の
海に捨てるはずだった泡盛
買い取った人がいる事を
あなたは、ご存知ですか。
 
 
もう一度、言わせて下さい!
 
 
何もしなければ、
海に捨てるはずだった泡盛を買った人が
沖縄にいるのです!!!
 
 
それが、那覇市久米にある泡盛倉庫の店長:比嘉 康二さんです。

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比嘉さんに

「なぜ、海に捨てるはずの泡盛を買い取ったのですか。」

 
と質問した所
 
 
私達は、泡盛に生かされているんです。
 
そんな、生かされているはずの泡盛
 
捨てる日がやってくるなんて
 
想像もしてなくて・・・
 
 
 
泡盛を愛している比嘉さんにとって
 
この状況は
 
ただ、ただ、苦しかったと・・・
 
 
そう語ってくれました。
 
 
そんな時に
 
多くの方々に支えられながら
 
海に捨てるはずだった
千代泉酒造所の泡盛を買い取る事ができたそうです。
 
 
 
ただ、比嘉さんの戦いはここから始まります。
 

買い取った泡盛をどのように販売するか。

 
もちろん、
 
「千代泉酒造所の最後のお酒ですよ♪」
 
販売したら、簡単に売れたかもしれないのですが
 
比嘉さんの想いは
別の所にありました。
 
 
二度と千代泉酒造所と同じような酒造所が出てほしくない。
 
二度と泡盛を捨てる!というような現実が起きてほしくない。
 
 
そのために私にできる事って何だろう・・・
 
 
 
悩みに悩んだ結果
 
比嘉さんがたどり着いた答えは
 
千代泉酒造所の泡盛を通して
 
泡盛本来の価値

琉球王朝時代から愛される「ロイヤルスピリッツ」の魅力を

 
1人1人に丁寧に
 
そうです!
 
今、この記事を読んで頂いているあなたに
 
きちんと泡盛の価値を伝えていこう!
 
そう思ったそうです。
 
 
泡盛には、戦前
 
琉球王朝時代から続く
 
ご先祖様が積み上げてきた文化があります。
 

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そして、泡盛の最大の価値は
 
600年以上の歴史を持つ 
 
高いアルコール度数で、熟成する事ができる
 
「ロイヤルスピリッツ」です!
 
 
なるほど!!!
 
と思うと同時に
私の頭の中には、一つの疑問が浮かびました。
 

「ロイヤルスピリッツ」と「千代泉酒造所」が、どのようにつながるのか・・・

比嘉さんは、こう答えました。
 
千代泉は、
宮古島の狩俣集落にある
小さな酒造所です。
 

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元々は、30度の一般的な
気軽に水割りをして楽しむ泡盛を製造し
地元の方に愛されるお酒を販売していました。
 
ただ、そんな蔵元さんではありますが
泡盛は、元々は古酒の文化で
いつか、「古酒」の時代が戻ってくると信じて
景気が良い時に
高いアルコール度数のお酒をしっかり仕込んでおこうと
タンクを新調し、仕込んでいた泡盛があるのです。
 
それが、今回
ご紹介する千代泉です。
 

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そして、話を続けました。
 
今回の千代泉は、
残念ながら終わりを迎えてしまった蔵元なので
 
実は、終わりのあるプロジェクトなんです。
 
なので、一つのテーマを決めました。
 
それは
 
「命」です。
 
そして、「命」をテーマにした時に
 
最後のお酒から始まる、
泡盛の物語を届ける事ができないか。
 
と考えました。
 
酔うためだけに飲むのではなく、
 
泡盛をしっかりと
 
価値のある蒸留酒として
 
大切な人と
 
大切な時間を過ごすお酒として
 
あなたに知って欲しい・・・
 
そして、飲んで欲しい・・・
 
そう考えると
 
ボトルのデザインもこだわって制作し
 
部屋の中で飾っても
 
美しい!と言って頂けるデザインにしました。
 

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いかがですか?
 
透明なボトルでめちゃくちゃ綺麗じゃないですか?
 
お部屋のインテリアとしても置けそうな気がします。
 
 
比嘉さん曰く
このように綺麗なボトルにする事で、
 
泡盛本来の高い度数のアルコールを熟成させる楽しみもでき
「ロイヤルスピリッツ」の魅力を感じる事ができるのでは・・・
 
 
と考えたそうです。
 
そして、名前は
 
「31/32」と名付けました。
 

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 「31/32?」
 
最初、聞いた時
 
「???」
 
と思いました。
 
たぶん、この記事をここまで読まれているあなたも
そうおもったのでしょうか。
 
個人的には、
 
「ロイヤルスピリッツ千代泉」の方が
 
わかりやすくて
良いネーミングではないかと思ったのですが
 
この名前にしたのには
 
とても深い、理由があったんです。
 
それは、2017年
 
比嘉さんが千代泉酒造所さんに実際に訪れた事にあったんです。
 

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 そこで見た風景は
 
泡盛好きの比嘉さんにとっては想像を絶する光景で
 
直接は言わなかったのですが
 
私には、蔵が死んでいるのを感じた・・・
 
と言っているように聞こえました。
 

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蔵には8つのタンクがあったのですが
 
そのほとんどが
明らかにアルコール度数が下がっていたり
 
品質が落ちていて
 
販売できる状態にはなかったとの事です。
 
その中でも
 
これは、捨てれない!
 
というお酒が入っているタンクが2基あったんです。
 
それは、なにか。と言うと
 
先代の社長さんが
 
景気がよい時に
 
いつか「古酒の時代」が戻ってくると信じて
 
大きなタンクを新調して仕込んでいた泡盛の原酒です。

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そのタンクの番号が、31号タンクと、32号タンクだったそうです。
 
名前の由来の1つめは、「タンクNo」です。
 
実は、もう一つ見た数字があるそうです。
 
それは、「カレンダーの数字」

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なんと、この数字が
 
12月31日で止まっていたそうです。
 
これを見た時に、比嘉さんは
 
千代泉の数字が「31」なんだと思ったそうです。
 
 
 31って終わりの数字ですよね。
 
 普通は、次の日にちがやってきます。
 
 
 
 
何日ですか?
 
 
 
 
 
1日ですね・・・ 
 
 
 
また、やってきそうですね。
 
新しい元号もやってくるので
私達は、先輩達が積み上げた1日1日に生かされて
多くの選択肢や、自由があるのだと思います。
 
泡盛は未来に繋がっています。
 
ただ、残念ながら
千代泉は終わりを迎えてしまいます。
 
それは、31で終わりを意味します。
 
でも、私達は千代泉に何かしてあげているのではなく
 
千代泉からお酒を通して
 
貴重な時間を頂いているのかな。と私は思います。
 
それは、新しい1日ではなく
 
来るはずのない32日目という特別な時間を通して
 
泡盛の想いとか
 
千代泉酒造所の事とか
 
物語には終わりがあって
 
私達が受け継いで
 
それが文化になって
 
新しい世代に伝わっていく。
 
千代泉にできる。
 
いや、千代泉にしかできない泡盛の魅力だと私は感じております。
 
 
 
ただ、私1人で伝えていくには限界があります。
 
あなたの力が必要です。
 
 
ぜひ、一緒に
 
この「31/32」千代泉を
 
大切な人と飲みながら
 
泡盛の魅力を
 
「ロイヤルスピリッツ」の価値を
 
一緒に伝えていきませんか。
 

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上手く伝えられない場合は、
 
「31/32」を飲みながら
 
下記の動画を見ながら、ご覧ください。
 
その他、わからない事があれば
いつでも、お気軽にご連絡ください。
 
泡盛の魅力をあなたに伝えることが私の使命です。
 
 
 
いつの日か
直接お会いして
あなたの泡盛ストーリーを伺える事を
心より楽しみにしております。
 

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